こんばんは!吉田やすひろです。
これまで成美大学の公立化に伴い、いくつかの意見交換が行われる中で、
今年2月ごろに京都工芸繊維大学の分校や連携が急に浮上しました。
その後、4月21日に福知山市は連携・
協力に係る包括協定を
締結したということは新聞でも発表されたので、
皆さんもご存じのことと思います。
・実際、どのような連携をするのか?できるのか?
・連携が前提で公立化にするのか?
・京都で募集した学生が2年間生活するだけだから
福知山に残ってくれる可能性は低い。
他にも色々と意見が出ていたとは思いますが・・・
連携という中で、まず、経済効果という面で
京都工芸繊維大学の生徒が福知山で学生生活を送ることで
一人の学生で少なくとも年間100万とも200万は消費すると言われていますので
100人が福知山で生活を送ると単純計算で年間1億〜2億になります。
これはかなり大きな効果だと思いませんか?
他にも単位互換などというのもありますが、
これは多くの大学ですでに行っていることなので
あまり特徴というまでではないかも知れません。
考えるといろいろと連携の効果はあると思いますが、
京都工芸繊維大学との連携で、少し他に意味で考えています。
一つ前のブログに書いたのですが、
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成美大学への想いに相違が・・・
これからの教育には教養が必要であると思っています。
教養はいますぐに役に立たないかも知れませんが、
近い将来、社会に出てからは必要になってくることです。
それは、知識を知恵に変える力や世の中を広い視野で見ることが出来なければ、
これからの厳しい社会で生き抜くのはとても大変だと思うからです。
私たちの世代よりさらに若い世代は、年金がさらに繰り上げされたり、
最終的には崩壊するかも知れませんし、医療も簡単に受診できなかったり、
仕事も定年がさらに延びて、死ぬまで働かないと生活できないということに
なるかも知れないのです。
こういう時代を迎える可能性がかなり高いからこそ教養に力を入れようと
京都工芸繊維大学は2014年に、京都府立大学、京都府立医科大学との
3大学で国立や公立の枠を超えた共同教養教育を始めています。
最近では「リベラルアーツ」と言われている取り組みです。
教育のまち福知山「学びの拠点」基本構想という冊子の
13ページの真ん中に2行で書いてあることが
これを意味していればいいのですが・・・
私たちが未来に残すことが出来るのは、やはり教育ではないかと思います。
いまだからこそ、教育に投資するべきであり、このチャンスを必ず
成功へと導いて欲しいと切に願っています。